いちごみるくカフェ

いちごみるくが独り言を垂れ流すだけ

アネモネ

小さな存在だった

それさえも無視して私は走った

誰も待ち望んでいない結果を目の前に

道路に赤い花が手向けられていた

タイヤに踏みつぶされぺしゃんこになっているがその綺麗さが伝わる

 そういえば何をプレゼントするか考えていなかった

花をプレゼントしよう、そう考え方向を変え近くのフラワーショップに入った

植物の匂いは苦手だがどの花も綺麗だった

どの花にしようか迷っているとある一つの花が目にとまった

値札を見てみると、これはアネモネというらしい

とても素敵な花だと思い私は購入を決めた

私は色とりどりのアネモネのブーケを持ち再び走り出した

プレゼント

立ち止っては上を向いた

それは特に意味もなく首を動かすだけの行為だった

空を見るわけでもないし雲や飛行機を見るわけでもない

ただなんとなくそうしたくなっただけ

また歩き始めることにした

相変わらず人が少ないこの通りは活気に満ちていない

歩くたびに街が広く感じる

そんな街を歩いて、ようやく目的地に着いた

横に茶トラの猫が居た

近づこうとしたが逃げられてしまった

みんなそんな風に逃げていくのだろうか

そんなことはどうでもいいけど

きっとまた優しくなって私を磁石の様に引きつけるのだろう

きっとその時になれば私はまた俯くだろう

どうにかできないかと自分に話しかけるけど

もちろん答えなどない

またもう一度プレゼントをしてみよう

そこまでの道が相変わらずであったとしても

欲しがっている物がわからなくても

私は茶色い塔を目指して走りだした

話しあい

カイト「うがあああああああああ!!!」

エル「うるさいです、何かあったんですか?」

カイト「歯ブラシについたホウレンソウが取れねぇぇぇぇぇ!!!!」(((

エル「つまようじを使えば一発で取れますよ、ほら」

カイト「目からうろこだわ」

ルディア「意外に気付きそうで気付かないことってありますよね!」

カイト「そうだな」

エル「展開がNHK教育番組っぽくなってますが大丈夫ですか」

カイト「大丈夫だ、問題ない」

ルディア「ということで!」

ルシウス「なんで私を呼んだの?w」

エル「科学者でしょう、豆知識の一つや二つ知ってるはずです」

ルシウス「えーっとねー、本物の英国紳士は上唇を動かさないで喋るんだよ!」

カイト「へぇ」

エル「なんかもっと科学的な豆知識ないんですか・・・」

ルディア「あ、い、う、え、お うで動かしちゃいます・・・!」

エル「なんでお嬢様は練習してるんですか」

カイト「ルシウスもう一個」

ルシウス「うーんっとねー、陰イオン=マイナスイオンって言うけどマイナスイオンって言うのは和製英語だから実際は違うんだよ!」

カイト「それ作者の知識じゃねぇか」

ルシウス「テヘペロ!」

エル「もうぐだぐだですね、終わりましょう」

カイト「だな」

ルディア「作者が死んでます!」

友達の家に行ってきたよー

行ってきたのはいいものの((

暇すぎて萎える事件が発生!((

延々とテープを剥がし続けるいちごみるく((

みんなは楽しくトーキング((

しかしテープを剥がさずにはいられない((